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INTERVIEW
プロサッカー選手の夢は
トーカイグループの夢へ
金 正守
(KIM JONG-SU)
新卒入社
丸神商事㈱ 環境事業執行役員
㈱トーカイコンクリート 取締役
プロサッカー選手の夢は
トーカイグループの夢へ
金 正守
(KIM JONG-SU)
新卒入社
丸神商事㈱ 環境事業執行役員
㈱トーカイコンクリート 取締役工場長
──トーカイグループに入社された経緯は?
両親の同僚が現社長の神農(しんのう)と知り合いだったことがきっかけです。社長からはもともと別の企業を紹介してもらう予定だったのですが、話しているうちに「じゃあうちで一緒に新しい夢や目標を見つけようや」と言っていただいて。
──新しい夢や目標?
実はもともとプロサッカー選手になりたくて、大学までサッカーに没頭していました。しかし、実力不足を実感し、挫折。まだ少し夢を見ていた頃、大学卒業後に入社する予定だった社会人チームで、大人の事情が絡んでいたのか、急に内々定を取り消されました。僕自身、最後の望みだと思っていたので、メンタル的にはかなりきつかった頃です。
──たしかにキツイ…。
そんなこともあり、また神農社長が会社のビジョンを語りながら「ついてこい!俺と一緒にやろうや!」というアツくて人情味溢れる人柄に惹かれ、“この人と一緒になら新たな夢や目標を発見できるかもしれない”と感じて入社しました。今ではトーカイコンクリートの取締役工場長を務めさせてもらっています。
入社経緯
──トーカイグループの特徴は?
とにかく人を大事にしています。「最大の経営資源は人材」という考え方がすごく体現されていると感じます。OJTはもちろんのこと、OFFJTでは成長過程に応じた業績アップ研修、経営理念塾、マネジメント研修などなど、社員に対して成長する機会を惜しまず作ってくれるところです。また、経営にまつわる教育に投資をしてくれることも特徴のひとつですね。
──人が会社を作っているという意識が強いんですね。
はい。次に、お客様、地域社会に必要とされるという意識が強いことです。弊社は生コンクリートや不動産、建設事業、環境事業などインフラ整備に関わる事業、福祉事業である介護事業をグループシナジーを高めながら展開しています。中でも京都地域に貢献したいと考えています。地域貢献とふれあいの一環として近隣の清掃活動を行ったり、街の活動に積極的に参加しています。建設系インフラの事業は、どうしても地域の方々に騒音や振動でご迷惑をおかけすることがありますが、どんな会社・何をしている会社か知ってもらうことで少しでも地域貢献の理解促進に繋がると考えています。
──地域に対してのビジネスが主だとお伺いしましたが、市場性はいかがでしょうか?
もちろん生コン事業や建設事業、環境事業などで地域に貢献するという気持ちは変わりませんが、その中でも環境事業を伸ばしていこうと思っています。
──というと?
2050年カーボンニュートラル宣言など環境意識が高まっている背景から、これからもっと脱二酸化炭素やエコビジネスが盛んになると思います。その波に乗っていくというか、今ある事業に絡めながら大きくしていきたいと考えています。すでにトーカイグループでは、廃プラスチックを回収し、セメントの燃料に回しています。他にもコンクリートを固める際にCO2の排出を抑制する建材の開発やヒートアイランド効果を抑制する商品などに積極的に取り組んでいます。
──なるほど。
地球上にある原材料は有資源です。一説によると、このままの人間活動を続けていくと、地球が2つ必要になるくらいに資源を消費していると言われています。しかし、トーカイグループが軸としているインフラ事業はなくならないもの。継続的に作ったり壊したり修理したりするのであれば、環境にやさしいものをつくることが我々の使命ではないかと考えたんです。
──これが結果どうなるんでしょうか?
トーカイグループでは、「社会性の追求、人間性の追求、利益性の追求」の3つを掲げています。「納税=社会貢献」だと考えているので、納税のためには人や資金が必要になります。その資金を得るために環境を悪くするなど社会の負担になってしまってはいけません。だから環境にやさしくてみんなが欲しいものを「売って儲けて納税する」という流れを実現しようということです。
──もし一緒に働くことになった場合、社会貢献や地域貢献欲の高い方が貴社にマッチするのでしょうか?
そうですね。誰かの役に立ちたいという気持ちを持っている方は向いているんじゃないでしょうか。また、これから入ってこられる方は将来の幹部候補として、一緒に環境事業を育ててほしいと考えています。3~5年で1人立ちして活躍できる、向上心やリーダーシップのある方がいいですね。
──将来の幹部候補なんですね。
トーカイグループの次世代を担う人を育てて今後の体制を整えようとしているところです。もちろん経営者の視点をもった幹部育成をしていくために、人材育成には力を入れていますので、ご安心を。僕自身、取締役になるまでに、かなりたくさんの外部研修も受けさせてもらったので。
──そうなんですね。実際取締役になってから視点が変わったことはありますか?
やはり組織の中枢なので、会社の目指しているものは気にするようになりました。今は「日本経営品質賞」の受賞を目指しています。「京都だけではなく、日本一の企業になりたい」という気持ちから、何をもってそう言えるのか、と考えたときの指標として。こういう視点を養える機会を与えてくれる会社には感謝ですね。
──最後に学生さんに一言お願いします。
僕が社会人になるにあたって目指したのは、カッコいい男になって、周りから頼られる存在になりたいという単純なものでした。まだ具体的な夢や目標は決まっていないけど、とにかく成長するためにがむしゃらにやりたい人はぜひ、一緒に頑張りましょう!もちろん、やりたいことがトーカイグループでできそうだ!と思える人も大歓迎です。
トーカイグループが目指すもの